2007年08月29日

想像力の問題

拉致・殺害された、名古屋市の女性契約社員の事件。
インターネットの闇のサイトで、知り合った者の犯行らしい。
ある番組で、
『想像力の欠如が、犯罪に歯止めを効かせず、むしろ増長させたのではないか?』
と犯罪心理学者が言ってました。
バーチャルの世界で知り合った者同士、現実味が持てないまま、
犯行に及んだのではないか?との事。
犯行後の自分を想像出来なかったと言うのです。

これと同時期、立川署の交番勤務の巡査長が、
キャバレーで知り合った女性を射殺し、自殺した事件がありました。
どうやらストーカー行為の果てに、不法侵入をしていたようなのです。
それも、合鍵を勝手に作って(まだこれは、入手経路は不明らしい)。
女性が不法侵入に気付いて、表沙汰にすると言ってたみたいなんですね。
追い詰められた上での犯行ではないか?と記事に載っていたんです。
まぁ、犯罪を取り締まる立場の者が、犯罪を起こしていた事が露呈されれば、
刑に服すのはもちろん、社会的地位を奪われ、その後の人生は散々足るものなんでしょうな。
それもストーカーだなんて、情けないにもほどがある。
(愛の凄さや、素晴らしさでもあるんでしょうが、独りよがりもほどがある)

この二つの犯罪は、想像力がキーになっているなぁ〜、と思ったんです。
片や、想像が出来ないが故に事件を起こし、
片や、想像力が暴走し、追い詰められて事件を起こす。

想像力のバク化だ。

お芝居は、お客様の想像力に頼って作る部分がある。
と言うか、お客様の想像力を信じて作る事が大切だったりする。

想像力って何だろうか・・・。

私は、残された人々のことを想って、居たたまれなくなる。
残された被害者の遺族。
犯罪者の家族や近しい人々。
どっちも不幸だ。

そして、犯罪を犯した当人に腹が立つ。
なんの権利があって、彼女達の人生を奪ったのか?
彼女達の幸せを奪ったきみらが許せない。こう言う事件が一番腹が立つ。
憤りを禁じ得ない。
私は被害者の女性と歳が近い。そのせいか、彼女達の人生の煌めきや可能性をリアルに感じる。
人は誰だって幸せになる権利があるんだ!それを理不尽に奪う人が許せない。
あああ!本当に腹が立つよ!
なんで、そこで想像力を働かしてくれなかったのさ。
犯罪を犯さずに済んだかもしれないのに(その代わりに、何か辛い目に
あったかもしれないけど、命を奪わなくて済むなら、そんな代価は容易いはずだ)。
人には平等に死が訪れる。
こればっかりは、変えることが出来ない。皆、いつかは必ず死ぬのだ。
でも、こんな平等はあり方はないだろう。

犯罪を起こした者。
被害者。
残された者。

私はここに想いを馳せる。
想像力。


ヒロセエリ
ニックネーム play unit-fullfulleveryday at 01:42| Comment(0) | ヒロセエリのたわごと
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