2007年01月23日

実家物語り

筆が進まず、こたつの中でごろごろしていると、そのまま眠気に襲われまどろんでいた。
私のいけない癖で、書けない、時間がない、と思えば思うほど、逆の行動を取ってしまう。
遠のく意識の中で、こんな事では一週間後の顔合わせで冷や汗をかき、
心苦しい言い訳をするのは自分だ。と今から後悔の念でいっぱいだと言うのに、
ああそれにしても昼寝はなんて気持ちのいいものなんだろうか。
このまま夢の世界の住人になってしまいたい。なんてバカなことを考えていた。
すると部屋をノックする音。それも口で『コンコン』といいながらノックしている。
ああ父だ。陽気な時、父はノックをしながら自分の口でも『コンコン』と言うのだ。

「は〜い」
「あのさー、今書いている脚本は、3月の公演だったな?」
「うん」と私。
「次の公演はいつ頃か?」
「多分秋かな」
「もう書くものは決まってるのか?」
「ううん、まだ」
「じゃさ、名古屋モーニング物語りはどうだ?競合店がひしめき合い、
 争っているいるうちに凄いモーニングになっていく話し」
「え?」
「おっもしろいぞー。お父さんがあらすじ書くで、お前が脚本かけばいいが」
「・・・ああうん。でも無理だと思う」
「何で?」
「だって小道具に凄くお金かかりそう」
「そうか?うまくやればそんなことないぞ」
「ああうん、無理だよ、多分」
「えーせっかくおもしろいと思ったのに〜、おもしろいこと思いついたのに〜」

と言いながら書斎に戻って行く父。
きっと、「脚本が書けない」と、段々冴えない顔になって行く娘を心配してのこと
だったんだろう。自分にも何か出来ないか、助けることは出来ないのか、と。
そして生まれたのが『名古屋モーニング物語り』。
う〜んナイスネーミング。そして助けようと考え、思い付いたのがあらすじの提案。
普通は「邪魔しないように、そーっとしてあげましょう」じゃない?
なのに父といったら「温泉に行こう」「世界一のモーニングを食べに行こう(それも往復3時間かかる遠方)」「服を買いに行こう」と誘ってみたり、やたら部屋を覗きにきたりと、むしろ邪魔ばかりしているのだ。
ありがたいんだけどなぁ〜、う〜んう〜ん、なんかズレているんだよなぁ〜。
それにしても父は陽気でいいなぁ。


愛犬リリーに手伝ってもらって、バースデーカード作り。
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犬好きにしか送れないのが残念。
ニックネーム play unit-fullfulleveryday at 17:26| Comment(0) | 日記
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